春の音

幸せだったはずだ、
何もないことも
特別でないことも。


喜びだったはずだ、
小さなことも、
取るに足りないことも。


見失っていた、
世界は色で溢れている
聞き逃していた、
世界は歌で溢れている。


忘れていた
この世界において
いるだけで幸福だったこと。